オーバートレーニング症候群
- mykensa
- 2017年12月4日
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オーバートレーニング症候群
オーバートレーニング症候群とは、トレーニングの量または強度が過剰で、体の回復が追いついていないことを示します。オーバートレーニングは、下記の徴候や症状があらわれます。
運動能力の低下
怪我
筋肉の減少
疲労、感染、骨量減少、性機能不全につながる代謝問題
ホルモン、栄養、精神、神経、感情のアンバランス
オーバートレーニング症候群は、スポーツに関連するものだけでなく、仕事の増加、家族や仕事のストレス、社会的義務、睡眠不足、他のライフスタイルが要因となることもあります。
オーバートレーニング症候群は、ステージ1〜ステージ3までの、3つの段階で説明することができます。
ステージ1:機能的なオーバートレーニング
ステージ2:交感神経オーバートレーニング
ステージ3:副交感神オーバートレーニング
ステージ1:機能的なオーバートレーニング
ステージ1では、下記の症状がみられることもありますが、無症状のこともあります。
背中、膝、足首、足の怪我。
テストステロンとDHEAの低下。
コルチゾールの上昇。
疲労。
睡眠不規則。
異常な食欲
無月経。
性的機能不全。
軽度のうつ病、不安、ストレス。
ステージ2:交感神経オーバートレーニング
オーバートレーニングが進むにつれて、ステージ1での症状が悪化し、神経系の交感神経部分が過剰になります。交感神経オーバートレーニングのステージでは、下記の症状がみられます。しかし、これらの問題は、トレーニングのスケジュール、食事、ライフスタイルを変化させることによって、比較的簡単に改善することができます。
安静時の心拍数の増加。
不穏感や興奮感。
ホルモン機能不全。
初期の副腎機能障害。
高コルチゾールによる、インスリンレベルの上昇。
ステージ3:副交感神経オーバートレーニング
交感神経オーバートレーニングのステージにて改善が行われなければ、上記の症状が更に悪化し、ステージ3の副交感神経オーバートレーニングへと進みます。
交感神経系が疲労し、ホルモンのレベルが減少。
競争またはトレーニングのする欲求低下。
うつ病
重度の怪我や疲労。
パフォーマンスの低下。
心拍数回復の低下。
オーバートレーニングの改善法
MAF検査でトレーニングを評価する。
唾液コルチゾール検査。
DHEA、テストステロン、エストロゲン、プロゲステロンなどのホルモン検査。
ライフスタイルの変更。
ストレスに対応。
最低7〜8時間の睡眠。
トレーニングのスケジュール変更。
無酸素運になるトレーニングや競技を直ちに中断しましょう。
食事の変更
・カフェイン、高血糖食品、砂糖、精製小麦粉を除去する。
・炎症を促進するオメガ6脂肪酸油(大豆、ピーナッツ、ベニバナ、キャノーラ、トウモロコシ)の摂取を避ける。
・亜鉛サプリメント。
・EPAサプリメント。
・重度の炎症がある場合は、ミルク、クリーム、バター、チーズなど、すべての乳脂肪を減らしましょう。
*当チームリーダーは、10年以上日本の医師(抗加齢、栄養療法医師、ホルモン治療、予防医学、自閉症医学、脳医学、神経医学、免疫医学含)、歯科医(バイオロジカルデンティスト、アマルガム療法、歯科栄養療法)、栄養士、オリンピックアスリート、コーチ等にコーチング、指導、育成を行っております。ご相談、コーチに関してはいつでもご連絡下さい。
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